美容師で転職をしようと考えている時に、真っ先にあたる壁が”履歴書”です。
いざ履歴書を書こうと思うと、意外と書く内容が思いつかなかったり、履歴書を書くうえでのマナーについて不安になったりしますよね…。
そんな方々のために、美容師の転職の際の履歴書の書き方についてまとめてみましたので、ぜひご活用ください!
美容師の転職に履歴書は必須
そもそも履歴書って本当に必要なの?できるなら履歴書なしで転職したいんだけど…と思う方もいるかもれません。
しかし、多くの美容院では転職の際に履歴書が必要になっています。
特に大型の店舗や有名店では応募人数が多く、審査や面接をしやすくするために履歴書が活用されています。
美容師で転職する方は、多くがご自身のスキルアップ・ステップアップのためなのでは?
そういった転職を成功させるためには、上手く書かれた履歴書がやはり不可欠になっているのが現状です。
履歴書の書き方~超基本編~
まずは履歴書の超基本的な書き方についてご紹介します。基本的すぎてかえって見逃しがちだったりするので、ぜひご確認を!
①丁寧に書く
大前提ですね!自分のできる限りきれいな字で、丁寧に書きましょう。
この際、重要になってくるのは自分の全力を尽くすということです。最終的にあまり綺麗なジではなかったとしても、頑張って書こうとしたことが伝わればいいので、あまり字に自信がない方でも心配しないでくださいね!
逆に、どんなに達筆な方でも殴り書きや走り書きをしてしまうと悪い印象になってしまうので注意してください。
また、誤字やミスをしてしまったときの対応も注意が必要です!
ミスした際は履歴書ごと書き直すのが基本です!修正液や修正テープを使うのはNGです。
もしどうしても書き直せない状況であれば、ボールペンの二重線で消して、訂正印を押して訂正するようにしてください。ただ、これも訂正箇所が多いと見栄えが良くないので、一ヶ所くらいに収めるようにしましょう。
②書式に従う
これも当たり前のことですね。全ての項目について正式名称で記入するようにします。
学歴や職歴などではこの点についてミスしやすいので気をつけてください。
また、書式とは少しずれますが履歴書に使う写真は、プリクラやスナップ写真は絶対NGですよ!必ず証明写真を使いましょう。
証明写真は駅前などにある証明写真BOXで撮っても大丈夫ですが、プロの撮影する写真スタジオでとってもらうと、印象の良い写真になりやすいのでお金や時間が許すならばそちらのほうがおすすめです!
③郵送するときはクリアファイルや白い封筒を使って、添え状を同封
これは知らなかった方も多いのでは?
履歴書を郵送する場合には履歴書を新品で透明なクリアファイルの中に入れてから、白い封筒の中に折り曲げずに入れ、添え状を同封します。添え状は、送り先への挨拶と同封されている書類について紹介するという役割を持っています。
こういったマナーをしっかりと守ることで、常識的なキチンとした人であることがアピールできます。
履歴書の書き方~美容師編~
ここからは美容師の転職に特化した書き方についてご紹介します。
①資格・免許・特技など、ある欄はしっかり埋める
履歴書にある欄はなるべく埋めるようにしましょう!
資格は、美容師免許や美容に関する資格はもちろん、一見美容に関係ないかと思えるようなものでも載せてみましょう。面接官との会話につながることもありますよ。
特技や趣味に関しても、面白い趣味や特技を持っていれば印象に残ります。
また美容師という職業柄、自分の趣味がお客様とのコミュニケーションにつながることが大いにありえます。そういった面でも趣味や特技のある方のほうが望ましいので、ぜひご自身の趣味をありのままに書いてみましょう。
②職歴には以前の勤務先について詳しく書く
職歴の欄では、以前勤務していた美容院について細かく書きましょう。
従業員数や自分の役職(アシスタントやスタイリストなど)は必ず記入するようにして、スペースが許せば、自分の担当していたお客様の性別割合、指名数などを書いても良いかもしれません。
③志望動機は熱意をこめて書く
ネットにのっている志望動機をそのまま真似するなんて、もってのほかです。
自分がその店を志望する理由について、なるべく正直に書きましょう。そのためにも、そっもそも適当に転職先を選ばず、「ここで働きたい!」と思えるような美容院を探すのもとても大切です。
具体的な志望動機の書き方としては
- どうしてその美容院で働きたいのか
- 将来的に自分がどうなりたいのか
- 自分がその美容院に貢献できることはなにか
ということを盛り込みましょう。
④自己PRはこれまでの実績を使ってアピール
自己PRでは、それまでの勤務先での実績などなるべく具体的なことを書くと良いでしょう。
そういった実績が思いつかなければ、接客力やチームプレー精神など、美容院での業務に役立ちそうな、得意なことについて書きましょう。
この時、志望動機で書いた”自分がその美容院に貢献できることはなにか”という内容とつながりがあるように書くことができれば、履歴書の内容に一貫性が出て理想的です。
完璧な履歴書で憧れの美容院に転職しよう
せっかくの転職で、履歴書のミスから面接もできず落とされてしまうのは本当にもったいないですよね。
ここまでの内容をおさえて、ミスのない完璧な履歴書で転職活動に望み、憧れの美容院への転職の道を開きましょう!