どうやってアイリストになるか知っていますか？必要な資格の取り方から収入まで紹介します。
アイリストの資格
アイリストになって働くためには国家資格である美容師免許取得することが必須です。
まつ毛ケアのプロであるアイリストはお客様の目元というとても大切な部分に薬剤を使用する場合があります。健康への被害を防ぐために無免許、無資格の人間が施術することは許されていません。
美容師免許を取得するためには高校卒業した後、美容師の専門学校に進学します。全国各地に美容師の専門学校は存在し、昼のコースだけでなく夜間のコースや、通信でコースも存在するので個人のライフスタイルや希望に合わせて学ぶことが可能です。
専門学校は平均で2～3年で卒業出来ます。卒業する際には国家資格の美容師の試験を受けることになります。この試験に合格することによって美容師免許を習得することが出来るのです。
美容師国家試験の難易度
「アイリスト」として働くために必要な国家資格の「美容師免許」。美容師免許の難易度、合格率はどの位か解説していきます。
美容師の試験は筆記試験と実技試験で構成されています。この両方に合格することが美容師免許を取得するための条件です。
美容師国家試験の難易度
筆記試験に関しては専門学校での授業をしっかり受け、過去問を使ってしっかり対策すれば十分合格できる難易度です。
一方実技試験で大切になってくるのは日頃の反復練習です。来る試験の日まで何度も練習を重ね、スピーディーに、そして正確に出来るようにしておけば本番も慌てずに出来るようになることでしょう。
例年合格率は高い試験です。受験者数が年々減少していることを考慮すると、今後も極端に難易度が下がることはないでしょう。
授業でしっかり学び、繰り返し練習して、あこがれのアイリストを目指しましょう。
アイリストの仕事
晴れて資格を取ることが出来たら次はお仕事ですね。アイリストのお仕事について紹介します。
時代と共に誕生した職業「アイリスト」
アイリストはまつ毛ケアのプロです
目元のメイクとはかつてはビューラーを使用してまつ毛を上に向かせる、マスカラを塗る、アイシャドウを使って瞼に色を付ける程度が一般的でした。
しかし、時代と共にまつ毛エクステ、いわゆるまつエクやまつ毛カール、パーマなどといった技術が発展、浸透して非常に高い人気が出ました。
こういった経緯で目元ケアを行うアイリストが少しずつ増加してきたのです。
現在アイリストは美容サロンなどを中心として活躍しています。
大切なのは丁寧なカウンセリング
お客様が来店したらカウンセリングを行います。人によってまつ毛の悩みは様々です。
丁寧なカウンセリングで話を聞き、メニューをお客様と一緒に決めます。
お客様の中には肌が弱い方もいるので事前のカウンセリングでしっかり聞き出すことによって後々の薬剤でのトラブルを減らすことが出来ます。
施術の前のお客様とのコミュニケーションが大切なのです。
アイリストの収入
アイリストにはたくさんの活躍の場があります。
正社員の場合
「美容院」「トータルエステサロン」「ネイルサロン」などでもまつ毛の施術が行われています。さらにまつ毛ケア専門のサロンであるアイラッシュサロンも続々と誕生しています。
こうした場所で正社員アイリストとして雇ってもらえて場合の収入は月約18万円スタートです。同様に美容師免許が必要な美容師に比べて初任給が高いケースが多いです。
大手の美容サロン、あるいはアイリストとしての経験が豊富な場合には月20万円以上の収入も望めます。
お店によっては担当したお客様がリピーターになって再度指名してくれたりすることによって基本の給料にプラスして一人当たり500円ほどのインセンティブが与えられるケースもあります。
アルバイトやパートとして働く場合
アイリストは「午後の数時間」や「週２・３日」働くアルバイトやパートの求人も多く出ています。経験者と未経験者間の時給に差が出る場合もありますが時給は平均的に1000円ほどです。アルバイトやパートとしての採用であっても本に熱意と実力があれば社員に昇格できる社員登用制度を導入しているお店も存在しており、こうした制度を使うことで給料や待遇の改善を目指すことも可能です。
いずれは社員として活躍したい場合は社員登用制度を導入している店舗に就職することがポイントです。
独立する場合
独立し、成功を納めることが出来れば高収入を得ることが可能です。アイリストの中には独立目指す人もいます。
美容室とは異なり、それほど大きい設備は必要としていない点も独立を目指す理由の一つです。
以上がアイリストの収入の実態でした。
まとめ
ここまでアイリストの資格や仕事、収入についてまとめてきました。
お客様の笑顔を見ることが出来て独立すれば高収入も可能になる魅力がたくさん詰まった職業です。
時代のニーズにも合っているので是非目指してみてください。
