ネイリスト悩み「肩こり」の解消法を紹介!

ネイリストの肩こり解消法

人の爪を美しくすることが仕事のネイリストですが、お仕事の内容は想像以上に過酷なことが多いようです。

そんなネイリストには肩こり、腱鞘炎、腰痛などといった代表的な職業病があります。

今回はその中でも最も悩まされている方が多い「肩こり」に焦点を当て原因と解消法をご紹介していこうと思います。

「肩こり」の主な原因は大きく4つ

肩こりには多くの原因があります。ネイリストの方々は職業上、小さな爪というキャンパスを相手にしているので肩こりはつきものですよね。ネイリストになるために勉強中の方でも気付いているも多いと思います。

症状が悪化して慢性化してしまう前に原因を突き止めて改善していきましょう。

姿勢の習慣

ネイリストの方々は毎日長時間同じ姿勢をしています。ずっと同じ姿勢で仕事をしていると当然体は固まってしまうので、肩こりの原因となってしまいます。

さらに仕事中の姿勢が悪いと、それが体のつかいかたの左右差になり、体が歪んでしまいます。それが習慣になると、体に悪い癖がつき、コリが生まれてしまいます。

これはお仕事中に限った話ではなく、普段の生活の中でも言うことができます。

長時間のパソコン、スマホの使用、横座り、足を組む、高枕、何気なくやっている普段の行動や、いつの間にか付いてしまった姿勢の癖が体を歪ませます。

血流不足

悪い姿勢でネイルのお仕事を続けていると、体が歪みます。体がアンバランスな状態になると筋肉が固まり血流不足の引き金となります。これが肩こりに直接影響を与えます。

血液は酸素と栄養素を体中に運んでいます。血流が不足していると体中の細胞に酸素と栄養素が運ばれないので、様々な体の不調の原因となります。肩こりもその一つです。

大事なのは毛細血管にいたるまで血流が巡っていることです。肩の筋肉に血液がしっかり流れ、酸素と栄養素が行きわたれば、柔軟でしなやかな状態が保たれるので、肩はこりにくくなります。

逆に毛細血管にいたるまで血液が流れていないとどんなに肩をもんでも、筋肉が固まった状態となり肩こりは解消されません。

筋肉不足

ネイリストの方々は普段から忙しく、運動をする機会があまりなく、筋肉が不足している方が多いです。

普段あまり感じられないかもしれませんが、人間の腕は一本4~5kgあり、普段から方に相当負担がかかっています。特にネイリストという仕事は腕や手を動かして使うので肩への負担も大きいです。

また、なで肩の女性なども方が重力で引っ張られて肩が下に落ちてきている状態なので、負担が大きく方がこりやすいと言われています。

ストレス

様々な体の不調は精神的なストレスから来ることが少なくありません。人間は何らかのストレスを与えられると自律神経のバランスが乱れます。ネイリストの仕事をしていればお客様との関係や、職場の人間関係、または仕事のことなどによってストレスを感じることが多いと思います。このようなストレスによって交感神経が優位になると、血管が収縮され、血流が滞り、体の不調や肩こりを起こします。

特に首周りや肩の筋肉は血流が滞りやすいため、コリや痛みを伴うようになりやすいのです。

「肩こり」の解消法

肩こりは治すというより、起こさないようにするのが一番です。慢性化したコリを治すのは非常に根気がいります。すでに日常的に付いてしまった体の癖を変えるのは大変ですが、徐々に直していく意識を持ちましょう。

姿勢を見直す

ネイリストの方々は自然に椅子にかけ、お客様の手を見せてもらうポーズをエアーでしてみてください。

そうです、その姿勢です。

その姿勢があなたにとって一番負担のかからない姿勢であり、無理がないです。

当たり前といえば当たり前ですが、その姿勢からずれていけばずれていくだけ肩こりへと繋がってしまいます。

このことは普段の生活でも当てはまることなので、パソコン、スマホを操作する時、テレビを見る時、立っているときなども意識していい姿勢を心がけてください。

正しい姿勢は美しい姿勢なので女子力アップにもつながりますよ。

運動をする

なかなかお仕事などで忙しくて運動をする暇はないかもしれませんが、ジョギング、ウォーキングなどでもいいので体を動かす習慣をつけてみましょう。筋肉がつくことによって姿勢も良くなり、また血流も良くなるのでいいことづくしです!

「着付けの動作」が効果的なストレッチに

肩こりに効くストレッチとして「着付けの動作」が効果的だと美容師の中では有名だといいます。一体どういうことでしょうか。

着付けを行う際に肩を後ろに下げる動作が多く、加えて背筋を伸ばして置かなければならないので効果的だといいます。

また、振り返ることも多いので肩や首周りの筋肉のストレッチもできるそうなので、症状が出たときにはこの「着付けの動作」の動きを真似してみるのがおすすめです。

肩こりは直す努力をしよう

ネイリストのお仕事を続けていくには肩こりはお友達くらいの気持ちでいないとやっていけないと言われたりします。

しかし、肩こりは「しょうがないもの」と考えてはいけません。

ネイリストとして最高のパフォーマンスを発揮するためにも、肩こりやその他の様々な体の不調は改善していくべきですし、改善することは可能です。症状の原因を特定して、どうすれば解消されるのか、今一度考えてみることも大切です。

前で紹介した解消法をぜひ実践してみてくださいね!!